トランペットや管楽器を吹く上で良い呼吸とはなんでしょうか?
トランペットや管楽器を吹く上で良い呼吸とはなんでしょうか?
以前何かの記事で読んだのですが、ある人が世界的な名プレイヤーにある質問をしました。
「あなたのように素晴らしい演奏をするにはどうしたらいいですか?」
その名プレイヤーはこう答えました。
「楽器の歌口を口にくっつけて息を吸って吐いたらいいんだよ。」
私はこれを読んだとき世界レベルの奏者は天才だから何も考えなくても吹けるんだろうなとおもいました。しかし最近彼の言いたかったことは自分の才能を自慢したかったのではないんじゃないかと思うようになりました。
ものすごくシンプルに考えたらいいこともあるかもしれない。
あなたの目の前に風車があるとします。あなたはそれをできるだけ早く回すにはどういう息を風車に当てますか?
その時の息の吸い方(肺はどのように膨らむか?)、吐き方(腹筋や背筋など胴体の筋肉をどう使っているか)見てみましょう。もし先生や先輩に何らかのアドバイスをもらっていてそれを守っているとしたら、それをやった時とやめたときとどちらがより風車が強く回るでしょうか?
結構世の中には管楽器の呼吸に対するメソッドや練習法、こうあるべき論がたくさんあります。かく言う私も中学生のときは当時の顧問の指導のもと、前屈みや足あげでロングトーンとかやらされていました。実際そういうのってやっているときは体幹を使っている感覚があってやっている最中はなんかいい感じになることもあるし練習をやっている感はあるのですが、正直実のある練習だったかというと疑問が残ります。
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