吹奏楽経験者のためのアドリブソロ入門 第五回 ジャズスタンダードへの第一歩 ダイアトニックコードを理解する

アドリブソロ入門

ダイアトニックコードを理解する

アドリブソロに挑戦するにあたって音楽理論を理解しないといけないというのは最初かなりハードルが高そうに感じると思います。実際は理論を理解していなくてもソロが全くできないということは無いですが、理解した方がソロの引き出しが増えていきます。今回は最初の第一歩ダイアトニックコードを理解しようということで記事を書いていきます。

ダイアトニックコードとは何か?

ダイアトニックコートとはその曲のキー(調性)のスケールの構成音を三度重ねて出来上がるコード(和音)のことです。詳しい解説は他の方が丁寧にやっているのでここでは簡単に説明します。

このように一つのメジャースケールに発生するのは7個のダイアトニックコードとなります。基本的にはこの7個のコードでそれぞれの曲が作られていると考えていいです。もちろん曲の中ではこの7個以外のコードが出てきますが、それはこの7個のコードが変化したものか他のキーのダイアトニックコードを借用して出てくるものとなります。

第三回、四回とペンタトニックスケールを使ったソロを紹介しましたが、このダイアトニックコード上で対応するペンタトニックスケールが使えます。ダイアトニックコード外のコード(ノンダイアトニックコード)についてはまた別の機会に書きたいと思います。今回はダイアトニックコード上ではそのキーのペンタトニックスケール一発で行けますよということを覚えておいてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました