吹奏楽経験者のためのアドリブソロ入門 第二回 ワンコードでソロをやってみよう

アドリブソロ入門

iReal Pro を導入しよう

今回はコード変化がない状態で実際アドリブソロをやってみたいと思います。必要なものはアドリブ練習で定番になっているアプリiReal PROです。iReal PROについては多くの方が使い方などブログに書いていますので、ここで使い方などは割愛します。このアプリは有料ですが、アドリブ練習には必須になってきますので、購入をお勧めします。

ワンコードでソロを作ってみよう

アプリをインストールしたら、上のようにコード一つで四小節リピートするパターンを作ります。今回はBbメジャー7thで説明していきます。テンポはやりやすいテンポでOKです。

英語音名は実音(in C)、記譜はin Bbで説明していきます。

では、このバッキングを流しながら実際吹いていきましょう。といっても何をやっていいかわからないと思うので、使う音はBbメジャー7thのコードトーンからBb,D,F,の3つの音だけ使います。

このようにそれっぽく音を並べていきます。ポイントはそれっぽくやること、バッキングのリズムを感じながら浮かんでくる音とリズムを吹いていきましょう。難しかったらBbとDだけにするなど使う音を減らしてやってみましょう。

三和音以外の音を使ってみる

三音だけである程度フレーズができるようになってきたら、次は7thのAを入れて四つの音を使って同じようにフレーズを作ってみましょう。(譜例A2)

どうでしょう?音が三つだけの時より少しフレーズっぽい感じになってきませんか?今の段階で難しいと感じたら使う音数を減らしてみるといいと思います。

次はテンションを少し入れてみましょう。追加するのは9thのCと13thのGの二つです。同じようにバッキングのリズムに合わせて自分なりにソロをとってみましょう。

テンションを入れたことでどのように響きに変化がありましたか?テンションはもう一つ11th(Eb)がありますが、この音はアボイドノート(不協和な音)とされています。この音もBbメジャー7thに対してどんな響きになるのか実際使って体験しておきましょう。それ以外にもバッキングのリズムパターンを変えてみたり、テンポを変えてみることで浮かんでくるフレーズが変わってくると思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました